今回は、私が使っている[html]>SBI証券[/html]のメリットと、実際の使い勝手についてご紹介します。
米国株投資を始めたい人には、SBI証券は特におすすめの証券会社なので、参考になれば嬉しいです。
1 SBI証券のメリット
まず、SBI証券のメリットについて紹介します。
1 取引手数料の安さ
1つ目のメリットは、取引手数料の安さです。
1日定額制のアクティブプランでは、1日の約定代金100万円まで手数料が無料になります。
投資初心者だと、1日100万円も取引する機会はそうそうないと思うので、十分な上限だと思います!
投資額に応じて手数料が段階的にかかっていくスタンダードプランでも、他のネット証券に引けを取らない安さになっています。
そして、スタンダードプランでは手数料の1.1%分がTポイントとして還元されるということで、楽天証券超割コースの楽天ポイント(1%)よりも高い還元率です。
国内株式(現物取引) | SBI証券 プラン | 楽天証券 コース | ||
(税込) | アクティブ(1日) | スタンダード(1注文) | いちにち定額(1日) | 超割(1注文) |
5万円まで | 0円 | 55円 | 0円 | 55円 |
10万円まで | 0円 | 99円 | 0円 | 99円 |
20万円まで | 0円 | 115円 | 0円 | 115円 |
50万円まで | 0円 | 275円 | 0円 | 275円 |
100万円まで | 0円 | 535円 | 0円 | 535円 |
150万円まで | 1,238円 | 640円 | 2,200円 | 640円 |
200万円まで | 1,238円 | 1,013円 | 2,200円 | 1,013円 |
300万円まで | 1,691円 | 1,013円 | 3,300円 | 1,013円 |
3,000万円まで | 〜9,656円 | 1,013円 | 〜33,000円 | 1,013円 |
3,000万円以上 | 9,656円〜 | 1,070円 | 33,000円〜 | 1,070円 |
SBI証券のアクティブプランでは、300万円以上は100万円増加するごとに+295円、楽天証券のいちにち定額コースでは、300万円以上は100万円増加するごとに+1,100円かかります。
自分に合ったプランやコースを選ばないと、痛い出費になってしまうので注意が必要!
2 住信SBIネット銀行との連携がスムーズ
2点目のメリットは、住信SBIネット銀行との連携がスムーズだということです。
SBI証券への入金は、もちろん他の銀行からでもできますが、住信SBIネット銀行を開設しておくのがとても便利です。
住信SBI銀行には、「ハイブリッド預金」というサービスがあり、住信SBIネット銀行とSBI証券をつなぐ役割があります。
引用元)住信SBIネット銀行HP:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/yen/hybrid/
住信SBIネット銀行の円預金として金利がつくと同時に、SBI証券の買付余力にもなることのできる、いいとこ取りの預金と言えます。
日本円で買い付けを行う際には、SBI証券にわざわざお金を移すことなく買い付けを行うことができますよ。
証券口座にお金を入金する手間が省けるのは嬉しい!
SBI証券とSBIネット銀行の口座をまだ開設していないという方は、下の記事で開設方法を解説しています!
同時に開設しておくと、便利なハイブリッド預金がすぐ使えるようになりますよ。
一つ注意点としては、外貨預金のハイブリッド預金サービスがないということですね。
ただ、円貨決済で買付をする人にとってはとても便利な機能です!
3 連携する住信SBIネット銀行の為替手数料が安い
3点目のメリットは、連携する住信SBIネット銀行の為替手数料が安いことです。
ここが、米国株投資にSBI証券をおすすめする理由になっています。
○住信SBIネット銀行 為替手数料(円→米ドル(1ドル))
・通常取引 4銭→6銭(2022年7月〜)
・定期積立 2銭→3銭(2022年7月〜)
○(参考)楽天証券 為替手数料
・通常取引 25銭
米ドルと円の為替手数料は、通常の為替手数料で1ドルあたり4銭、定期積立で1ドルあたり2銭と同じネット証券会社の楽天証券と比べると安いことが分かります。
2022年7月から通常の為替手数料で1ドルあたり6銭に、定期積立で1ドルあたり3銭に変更となりました。(2022年5月追記)
金額は小さいですが、6倍〜12倍違うというのは大きな違いだと思います。
米国株を購入する際は、日本円で決済する円貨決済と、ドルで決済する外貨決済を選ぶことができます。
円貨決済は証券会社の方で自動に米ドルに両替してから購入してくれるので楽なのですが、為替手数料がかさんでしまいます。
しかし、あらかじめ自分で米ドルに両替しておき、外貨決済を選択して米国株を購入すると為替手数料を安く抑えることができます。
1取引あたりの手数料はそこまで大きくないのですが、ちょっとした工夫で為替手数料を安く抑えることができますよ!
4 アプリもリリースされている
4点目のメリットはパソコンだけではなく、アプリもリリースされているということです。
スマートフォンから手軽に操作できるのは嬉しいですよね。
ただあまり使いやすくないので、私はパソコンから操作することがほとんどです。
2 使ってみての感想
このようなメリットがある[html]SBI証券[/html]ですが、使ってみると、満足な点の他に少し気になる点もありました。
満足な点① 為替手数料が安いこと
やはり先ほど紹介した通り為替手数料の安さは魅力的だと思います。
私は米国ETFであるVIGを毎月積み立てており、2021年9月現在、大体160ドル(約17,500円)くらいで積み立てています。
すると、住信SBIネット銀行で両替を行って購入するのと、楽天証券で購入するのでは数十円の差になってきます。
年間数百円の差になってきますし、将来的にはもっと米国ETFの積立を増やそうと考えているので、この差はバカにならないと感じています。
特に米国株に興味がある人にはやはりおすすめできる証券会社です。
満足な点② ハイブリッド預金があること
そしてハイブリッド預金はやはり便利だと思います。
ハイブリッド預金に投資予定のお金を置いておけば、証券口座に入金することなく日本円で株式や投資信託を購入することができます。
SBI証券で日本株を購入しようと考えている人にとっては、良い点だと感じます。
気になる点① ハイブリッド預金が外貨振替には対応していないこと
しかし、私がSBI証券で購入しているのは米国ETFと米国株のみなので、ハイブリッド預金の恩恵は一切ありません。
メインバンクは楽天銀行なので、そこから住信SBIネット銀行に必要なお金を送金し、両替するスタイルなので、住信SBIネット銀行の円預金にもお金はあまり入っていません。
下の画像は、私のハイブリッド預金ですが、すっからかんです。
ハイブリッド預金が外貨振替にも対応していれば、まとまった米ドルをハイブリッド預金においておくことができるのですが…
ぜひ導入して欲しいと思っている部分です。
気になる点② サイトが少し使いづらいか
また個人的には少しサイトが使いづらいかなと感じます。
楽天証券がとても分かりやすい分、差を感じてしまうのかもしれません。
特に、外国株式を購入する際にはまた別のサイトに飛ぶ必要があるので、少し面倒に感じます。
引用元)SBI証券HP:https://site0.sbisec.co.jp/marble/foreign/top.do?
一度ログインしてから、「外国株式取引サイトへ」でまた別のページに飛ぶ必要があります。
3 まとめ
今回は、SBI証券のメリットと、実際に使ってみての感想についてご紹介しました。
米国株投資を行うならやはり為替手数料の安いSBI証券はとてもおすすめです。
サイトやアプリが楽天証券よりも少し使いづらいと感じる可能性もあ理ますが、追加で住信SBIネット銀行を開設するとより便利になるSBI証券をぜひ使ってみてほしいと思います!
——————————————————