eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)に投資する魅力|オールカントリーとどっちにする?

投資銘柄・投資方針

今回は、人気の投資信託「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」についてご紹介します。

つみたてNISA等でも人気のこの投資信託ですが、「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」とどちらにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

インフラマン
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以下、「除く日本」、「オールカントリー」と呼びます。

私は現在つみたてNISAやiDeCoで、この「除く日本」を積み立てているので、金額の推移や投資する魅力などをお話しできればと思います。

○この記事をおすすめできる方

  • 「除く日本」に興味がある方
  • 「オールカントリー」と「除く日本」のどちらに投資しようか迷っている方
  • 実際に「除く日本」に投資をしている実績を参考にしたい方
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1 除く日本とは

1 除く日本の基本的なスペック

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は、三菱UFJ国際投信が運用する投資信託です。

除く日本
コンセプト日本を除く先進国・新興国の株式市場の
値動きに連動する投資成績を目指す
純資産総額1,478億円(2022年6月)
運用開始年2018年
構成国・地域数49カ国(2022年5月末現在)
信託報酬0.1144%
分配金0円

特徴は、投資対象を先進国から新興国まで幅広くとる中で、日本を除いて投資を行うという点です。

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株式時価総額ランキング「第3位」の国である日本を外しています。

基準は「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」となっており、日本以外の主要な先進国・新興国の経済成長を見込み、投資を行います。

また、各国株式の時価総額の変動に合わせて、投資割合を調整してくれるので、最適なバランスで投資していってくれます。

2022年現在は、後で紹介する国や地域の投資構成割合でみても米国一強という感じがしますが、今後の世界情勢がどうなるか分からない中で、世界全体に最適なバランスで投資できるというのが、この投資信託の大きな魅力です。

2 構成比率

2022年6月現在で閲覧できる、交付目論見書では、以下のような構成比率であると紹介されています。

引用元)三菱UFJ国際投信HP:https://tablet.bk.mufg.jp/mufg/mokuromi/qrnfile.cgi/data/0/1/tenp/Contents/mokuromi/20220119122105395vYmklfjBTh.pdf

中身を見ると、先進国87.2%に対し新興国12.8%と、先進国がかなり大きなウエイトを占めていることがわかります。

また現在、全体の中の63.5%が米国であり、全世界株式という名ではあるものの、米国中心に投資を行う商品となっています。

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このパーセンテージは、都度最適な比率に調整されていきます。

3 信託報酬

信託報酬は、2022年6月現在「0.1144%」と、投資信託の中でもかなり低コストに抑えられています。

投資信託信託報酬
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.1144%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.1144%
大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス0.495%
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.162%

近年では、楽天証券やSBI証券などのネット証券を中心に、低コストの商品がランキングの中心となっていますが、そのランキングの常連となっているのが、「eMAXIS Slim」シリーズです。

業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けることをコンセプトとしており、信託報酬の安さについては申し分ありません。

4 分配金

「除く日本」は、分配金を出さずに再投資される投資信託のため、分配金は0円です。

分配金を出さない代わりに再投資を行うので、効率よく投資を行うことができます。

一度分配金を受け取って再投資を行うと、購入時の手数料の分だけ投資効率が悪くなってしまうので、

  • 分配金を受け取っても、使い道は株式投資である
  • 10年・20年スパンの長期投資を考えている

こういった方には分配金の無い、「除く日本」は効率的に投資を行うことのできる投資信託であると感じます。

2 直近の実績

私はこの「除く日本」をつみたてNISA、iDeCo、特定口座の3つでそれぞれ積み立てています。

今回は、つみたてNISAとiDeCoについて、2022年6月現在の実績をご紹介します。

インフラマン
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いずれも20年以上投資していきます!

○つみたてNISA

まず、楽天証券で行っているつみたてNISA、1年半分の積立(約60万円)の実績です。

引用元)楽天証券HP:https://www.rakuten-sec.co.jp

投資額約600,000円に対して、資産額647,000円なので、+47,000円・約7.9%のプラスになっています。

1年半コツコツ分散投資し、直近の暴落にも負けず含み益を維持しているのことにかなりの安定感を感じます!

○iDeCo

対してiDeCoは、SBI証券で行っています。

引用元)SBIベネフィットシステムズHP:https://www.benefit401k.com

こちらは月々の拠出金額が少なく、投資額は151,000円ほどですが、資産額は約159,000円と、8,000円・5.4%のプラスになっています。

こちらも直近の下落に負けず含み益を維持し続けています。

3 オールカントリーとの違い

ここまで、「除く日本」について紹介してきましたが、よく比較される「オールカントリー」との比較を行っていきたいと思います。

①純資産

除く日本とオールカントリーの純資産額は以下の通りです。(2022年6月時点)

○純資産
除く日本:1478.8億円
オールカントリー:5641.9億円

オールカントリーの純資産額は、除く日本の約3.8倍となっており、オールカントリーの強さがよく分かります。

しかし、除く日本の純資産額も十分で、この差を持ってオールカントリーの方が良いとは言えないでしょう。

オールカントリーの方が持っている人は多そうですね。

②連動指数・構成割合

次に連動指数と構成割合を見ていきます。

○連動指数

○連動指数
除く日本:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
オールカントリー:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

どちらも、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する投資信託になっています。

このMSCIは、大型株を中心に約3,000銘柄で構成され、時価総額の約85%をカバーする指数になっており、この指数1つでかなり多くの銘柄に分散投資することができます。

○構成割合

「除く日本」は以下の通りとなっています。

引用元)三菱UFJ国際投信HP:交付目論見書(除く日本)

対して、「オールカントリー」は以下の通りとなっています。

先進国が88%に対し新興国が12%と、除く日本と構成割合は大きく変わりませんが、日本が6.2%含まれており、アメリカに次いだ投資先となっています。

引用元)三菱UFJ国際投信HP:交付目論見書(オール・カントリー)

除く日本とオールカントリーの違いは正直あまりなく、名前の通り日本に投資するかしないかといった差しかありません。

4 保有して感じた魅力

このように世界に分散投資できる「除く日本」、「オールカントリー」ですが、その中でも私が「除く日本」を保有して感じた魅力をお話しします。

① 日本を除いてまんべんなく世界経済に投資ができる

1つ目は、日本を除いてまんべんなく世界経済に投資ができるという点です。

これは「オールカントリー」にも言えることですが、今後どの国が経済発展していくかが分からない中で、世界全体の経済発展に対して投資できるというのは、ある程度リスクを抑えた投資となります。

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価格変動という点では、現金や債券よりは高いですが…。

長期にわたって投資を継続していくにあたっては、リターンの高さを最大限に求めるよりも、着実な成長を求めた方が、心理的な負担が少ないです。

つみたてNISAやiDeCoで長期投資を行う上では、こういった心理的な負担の少なさが魅力だと感じています!

② 自国の投資先を自分で選ぶことができる

2つ目は、自国の投資先を自分で選ぶことができるという点です。

外国企業のことは日本人にはあまりよく分からないので、機械的に外国企業に分散投資してくれる全世界株式は、とても魅力的です。

インフラマン
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日本から見ている外国企業のイメージと、現地の方が感じるイメージはおそらく違うでしょう。

対して日本の企業であれば、なんとなく知っている会社やイメージの湧く会社が多いと思います。

「オールカントリー」の場合、自分があまり投資したくない日本企業が、構成銘柄に入っていることもあるので、その点はデメリットであると感じます。

日本の企業に対しては自分で投資を行えるという点が、「除く日本」の魅力ですね。

③ 日本への偏りを抑えることができる

3つ目は、日本への偏りを抑えることができるという点です。

ここで言う日本への偏りというのは、

  • 日本に住み日本円で給料をもらい、日本円で生活すること
  • 日本円で日本株に投資すること

の2つを指します。

仮に投資を行っていなくても、日本に住み、日本で仕事を行い、日本円を使っているというだけで、かなり日本に偏った生活をしています。

その中で日本株に投資を行えば、より日本への偏りが増してしまうでしょう。

「除く日本」であれば、日本だけを除外できるので、日本の個別株を合わせても、世界経済へよりしっかりと分散することができます。

インフラマン
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ここまでの本文中で「日本」という言葉が「55回」出てきました。

5 まとめ

今回は、人気の投資信託「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」についてご紹介しました。

2022年6月現在、好調な相場から下落局面に向かっているタイミングではありますが、それでも安定感を持って運用できているので、長期積立には本当にピッタリの投資信託だと思います。

また、日本への偏りを軽減できるというのは、個人的にも気に入っているポイントでもあります。

つみたてNISAやiDeCoなど長期投資での投資信託選びで悩んでいる方は、ぜひこの「除く日本」を検討してみてはいかがでしょうか。

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○「除く日本」は日本を除いて、世界に広く分散投資できる商品

○分配金を自動で再投資するため、投資効率が良い

○つみたてNISAやiDeCoでもおすすめ

投資銘柄・投資方針株式投資
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