今回は、楽天銀行と楽天証券を同時開設する方法についてお話ししたいと思います。
楽天経済圏の要とも言える、非常におすすめのサービス2つですので、まだ開設していない人はぜひこの機会に開設しましょう!
1 楽天銀行・楽天証券のメリット
初めに、楽天銀行と楽天証券のそれぞれのメリットについてお話ししていきます。
どちらもネット証券ならではの特徴があります。
楽天銀行
楽天銀行は、2000年に設立されたネット銀行であり、2021年5月現在1000万口座以上開設→2022年4月現在1,200万口座開設されている銀行です。(2022年5月追記)
楽天ポイントがもらえるキャンペーンなども多く展開されていて、楽天らしさのある銀行だなと感じます。
そんな楽天銀行のメリットは主に3つあります。
条件を達成するとお得度が増す
1つ目のメリットは、条件を達成するとお得度が増すということです。
例えば下の条件を達成すると、他行への振込手数料が無料になる回数が増えたり、銀行の取引でもらえる楽天ポイント倍率を上げることができます。
引用元)楽天銀行HP:https://www.rakuten-bank.co.jp/happyprogram/
プレミアムやVIPでも比較的簡単に到達することができるので、この恩恵を受けられるハードルは低いと思います。
使い勝手的には、VIPまで到達できるとgood!
近くの色々なATMを利用できる
2つ目のメリットは、近くの色々なATMを利用できるということです。
三菱UFJやみずほなどのメガバンクだけでなく、セブンイレブンやローソンなどのコンビニATMを利用することができます。
特に地方だと、メガバンクのATMが近くにないということが多いので、コンビニATMを利用できるというのは非常に便利じゃないでしょうか。
僕の住んでいるところの近くにもメガバンクのATMはないので、コンビニのATMが使えるのは本当に助かります!
楽天銀行アプリでサービスを利用できる
3つ目のメリットは、楽天銀行アプリで各種サービスを利用できるということです。
今や他の銀行でも、アプリでサービスを利用するというのは常識になっていますが、楽天銀行でも残高のチェックや振込を簡単に行うことができます。
生体認証なども設定でき、セキュリティ面も問題ないと思います。
楽天証券
楽天証券は1999年に設立されたネット証券であり、楽天証券の調べでは、2020年に一番多く口座開設されたネット証券ということで、人気の高いネット証券会社です。
→2021年12月現在700万口座突破しています!(2022年1月追記)
そんな楽天証券のメリットは主に2つあります。
楽天ポイントを使って投資することができる
1つ目のメリットは、楽天ポイントを使って投資をすることができるということです。
ポイントで少額から投資を始めることができるので、初心者にはとてもおすすめの制度と言えます。
特に投資信託は100円から1円単位で購入でき、楽天ポイントを使って30,000円以上投資をするとポイントが最大で+1倍されるので、ぜひ楽天ポイントで投資信託を積み立てることをおすすめします。
引用元(楽天証券HP):https://www.rakuten-sec.co.jp/web/campaign/spu/
アプリから簡単に取引ができる
2つ目のメリットは、iSPEEDというアプリを使うと、相場の値動きや現在自分が保有している銘柄の評価益等をタイムリーに見られることです。
個人的にも、チャートが見やすい点や、その場で取引ができる手軽さがこのアプリの魅力だと感じています。
引用元)楽天証券用アプリ iSPEED HP:https://ispeed.jp
私も愛用していますが、とても手軽で見やすいです!
2 同時開設のメリット
次に、同時開設のメリットについてお話ししたいと思います。
一番大きなメリットはマネーブリッジが使えるということです。
表にもありますが、このマネーブリッジのメリットは、300万円以下の普通預金金利が年0.1%になること(300万円以上は0.04%)と、楽天銀行と楽天証券の間での自動出入金機能です。
引用元)楽天証券HP:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bank/
普通預金金利が300万円まで年0.1%になる
1つ目のメリットは、普通預金金利が300万円まで年0.1%になるということです。
他のメガバンク等では、0.001%程度の金利しかつかないので、楽天銀行に預金しておくだけで、100倍の金利を得られるということになります。
仮に100万円預けていたとしたら、メガバンクでは10円、楽天銀行では1000円となりますね。(実際には税引き後の金額が手に入ります)
預金先を変更するだけで金利が増えるのであれば、楽天銀行に預けない手はないと感じます。
→元々は、普通預金全額の金利が0.1%でしたが、2022年4月から、300万円を超える普通預金については、金利が0.04%になることが発表されました。
今後更なる金利の低下が進めば、他銀行の金利の方が有利になるケースも出てくる可能性があります。(2022年1月追記)
自動出入金機能が使える
2つ目のメリットは、自動出入金機能が使えるということです。
自動出入金機能を使うと、楽天証券での買い付け時に自動で楽天銀行から楽天証券へ送金してくれるほか、逆に楽天証券の余ったお金を、楽天銀行に入金しておいてくれます。
銀行口座と証券口座の間でスムーズに送金してくれます。
また、例として下のように資金を残しておきたいと思った際には、あらかじめ設定しておくことで、その金額を下回ることを防いでくれる機能もあります。
○設定しておくと、この金額を下回らないように防いでくれる
・楽天銀行:生活用資金100万円
・楽天証券:運用資金50万円 など
3 同時開設のやり方
では次に楽天銀行・楽天証券の同時開設のやり方について見ていきましょう。
なお今回は楽天銀行・楽天証券のどちらも開設していない人向けになっています。
私も実際にこの手順で、楽天銀行と楽天証券を同時開設しました!
手順はおおよそ以下の通りです。
- ホームページにアクセス
- メール登録
- 本人確認
- 本人情報登録
- 納税方法登録
- NISA口座登録
- 追加サービス登録
1 ホームページにアクセス
まずは、楽天証券のホームページにアクセスしましょう。
ホームページ右上の「口座開設」を押すと、
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
この画面が出てくるので、該当する部分を押して手続きを進めましょう。
楽天会員への登録が済んでいない人は、楽天会員の登録を済ませてから「楽天会員の方」を押して手続きを行った方が、氏名や住所を入力する手間が減ります。
楽天経済圏を利用するためにも会員登録は必須ですので、あらかじめ楽天会員への登録をしておきましょう。
2 メール登録
次にメール登録を行います。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
登録したメールアドレス宛に「メール登録完了と申込手続きのお願い」というメールが届くので、リンクを開きます。
3 本人確認
次に本人確認を行います。
スマートフォンを使ってQRコードから運転免許証やマイナンバーカードを送付します。
スマートフォンだとその場で撮って送ることができます!
もしくは、パソコンからアップロードすることもできます。
免許証やマイナンバーカード以外で登録を進めたい方は、「上記以外の本人確認書類で提出したい方」から、提出可能な書類を確認しましょう。
4 本人情報登録
本人確認書類を送付すると、本人情報画面に移るので登録していきましょう。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
名前や住所、電話番号などを登録していきます。
5 納税方法登録
「4 本人情報登録」 の続きですが、納税方法を登録する箇所があります。
「確定申告が不要(楽天証券にまかせる)」を選択しましょう。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
証券口座には、特定口座と一般口座があり、特定口座にしておくと楽天証券が年間の損益を取りまとめてくれます。
また、源泉徴収ありにしておくと自分で確定申告する必要が無くなるので、非常に楽です。
初心者には「確定申告が不要(楽天証券にまかせる)」がおすすめです!
6 NISA口座・追加サービス登録
次にNISA口座の開設を選択します。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
つみたてNISAとNISAの違いは下の通りです。
つみたてNISA | NISA | |
対象銘柄 | 国が定めた基準を満たす投資信託 | 投資信託だけでなく株式も対象 |
非課税期間 | 最大20年間 | 最大5年間 |
金額 | 年間40万円まで運用益が非課税になる | 年間120万円まで運用益が非課税になる |
後からでも登録は可能なので、自分なりに検討して自分のスタイルに合わせて登録しましょう。(私はつみたてNISAを開設しています。)
楽天証券でのつみたてNISAの始め方については以下の記事で紹介しています。
7 追加サービス登録
最後に追加サービスを登録します。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
ここで、楽天銀行開設を選択することができるので、「申込む」を選択しましょう。
これを選択するだけで、今まで登録してきた情報が楽天銀行開設にも使われます。
思ったより簡単!
次にiDeCoの申し込み画面が出てきますが、私はiDeCoをSBI証券で申し込んでいるので、「申込まない」を選択しました。
iDeCoはSBI証券で申し込むのがおすすめなので、私は楽天証券では申し込みません。
また、後からでも楽天証券でiDeCoを申し込むことが可能なので、よくわからないという方は後回しにして良いです。
引用元)楽天証券HP:
https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/applicationInit.do?accInputRoute=0&bannerName=&inputStartDate=&key1=&key2=&key3=&sesid=&rk=
SBI証券でiDeCoを始める方法については以下の記事で紹介しています。
ここまでで、開設までの作業は一段落です!
4 開設までに実際にかかった時間
私が実際に開設までにかかった時間は、10日ほどという結論になります。
口座を開設した後は、郵送で楽天IDとパスワードが記載された郵便が届きます。
私は、2020年の12月25日に申し込みを完了し、2021年1月3日に郵便が届きました。
年末年始だったので、10日ほどかかりましたが、普段ならもう少し早く届くでしょう。
普段なら1週間程度だと思います。
郵便が届いた後は、初期設定を行います。
ログインパスワードの変更や、インサイダー情報の確認など簡単な項目に答えるだけなので、10分程度で完了しますよ。
その後のマネーブリッジの登録や、ハッピープログラムへのエントリーは下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
5 まとめ
今回は、楽天銀行と楽天証券を同時開設する方法についてご紹介しました。
とても簡単に同時開設することが可能です!
興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
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