【レビュー】楽天モバイルを1年間使った感想|知っておいた方がいいデメリットとは?

支出の最小化

今回は、楽天モバイルを1年間使ってみた感想についてお話ししたいと思います。

実際に使ってみると楽天モバイルのメリットもデメリットも見えてきたので、そちらについて触れていきたいと思います。

○この記事をおすすめできる方

  • 楽天モバイルの使いやすさについて知りたい方
  • 楽天モバイルの料金について知りたい方
  • 他のキャリアから楽天モバイルにしようと思っている方

1 楽天モバイルの概要

楽天モバイルは2020年に正式にサービスの提供を開始しました。

10年前は、ドコモ・au・ソフトバンクが携帯大手3社と呼ばれていましたが、2021年現在では、楽天モバイルも含め、携帯大手4社と呼ばれるようになりました。

インフラマン
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楽天モバイルの名前もだいぶ浸透してきましたよね。

サービスの正式な提供を開始してから、楽天モバイルは2020年に1年間利用料無料キャンペーンを行ったり、1GBまで無料の料金プランの発表など、新しい取り組みを進めています。

また、2021年夏頃には、楽天回線エリアの人口カバー率を96%にまで拡大予定であるとHPでも発表しており、さらに使いやすくなることが期待されています。

→2021年10月現在、楽天回線エリアの人口カバー率は94%。2022年春頃に人口カバー率96%を達成する予定。(楽天HP)(2022年1月追記)

2 楽天モバイルのメリット

私が思う楽天モバイルのメリットは大きく分けて以下の3つです。

1 料金体系が分かりやすく、柔軟

1つ目のメリットは料金体系の分かりやすさと柔軟さです。

引用元)楽天モバイルHP:https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/

1GBまでは無料、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、20GB以上で3,278円(2022年1月現在)と使ったデータ量に応じて料金を算出することができます。

1GBまで0円は終了し、0GB〜3GBは1,078円(税込)となりました。(2022年5月追記)

また後述しますが、「Rakuten Link」アプリを使えば通話料金はかからずデータ量もカウントされないので、SNSやゲームなどのデータ量のみが対象となります。

そして、毎月の使用量に応じて支払金額が決まるので、月々の使用量にばらつきがあっても大丈夫ですね。

2 楽天ポイントが貯まる

2つ目のメリットは楽天ポイントが貯まるという点です。

正直な話、私自身が楽天モバイルにしている最大の理由がこの点です。

楽天経済圏の中でポイントを効率的に貯めようとすると、楽天モバイルが一番相性いいんですよね。

1 楽天モバイル利用料の1%がポイント還元

まず、楽天モバイルを利用料を支払う際には、1%のポイント還元を受けることができます。

この中には、Rakuten UN-LIMITプラン料金や、通話料などが含まれます。(その他一部のサービスは含まれません。)

2 楽天カード支払いで1%還元

そして、楽天モバイルの利用料を楽天カードで払えば、さらに1%のポイント還元を受けることができます。

楽天モバイルとポイントの二重取りができるのはとてもお得ですよね。

インフラマン
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実質2%のポイントバック!

3 楽天市場でのSPU倍率が+1倍

楽天モバイルに契約中だと、SPU倍率が+1倍されます。

ポイントも二重取りできて、楽天市場でもお得に買い物ができるだけでも楽天モバイルにする価値があると思います!

3つ目のメリットは、「Rakuten Link」アプリを使用すると、国内通話がかけ放題になるということです。

相手が「Rakuten Link」アプリを使用していなくても料金はかかりません。

また、海外から日本へ「Rakuten Link」アプリを使用した通話も料金はかかりません。(日本から海外は所定の料金がかかります。)

料金プラン詳細に詳しい料金プランが掲載されています!

3 楽天モバイルのデメリット

反対に、私が思う楽天モバイルのデメリットは以下の3つです。

1 データが使い放題なのは楽天回線エリアのみ

1つ目のデメリットは、データが無制限で使えるのは、楽天回線エリアのみという点です。

2021年末には、楽天回線エリアの人口カバー率96%に引き上げるとの発表をしていますが、まだ楽天回線エリアではない地域も数多くあります。→2021年10月現在楽天回線エリアの人口カバー率は94%(2022年1月追記

また、楽天回線エリア内であっても、楽天の電波を拾わないというクチコミも多々あるとのことなので注意が必要です。

実際に楽天モバイルを契約する際は、サービスエリアを確認してからにしましょう。

2 楽天回線エリア以外の高速データ通信は月5GBまで

2つ目のデメリットは、楽天回線エリア以外の高速データ通信は月5GBまでという点です。

楽天回線エリア以外は、パートナー回線(au)エリアに繋がることとなります。

大抵のところでは繋がるのですが、パートナー回線エリアでは高速データ通信が5GBまでしか使えず、5GB以上は、低速での通信となってしまいます。

インフラマン
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パートナー回線エリアで快適に通信が使用できるのは5GBまででしょう。

楽天回線エリア内でも、パートナー回線エリアにつながってしまう場合が多いと、通信制限に引っかかってしまうケースが出てくるため、注意した方が良いでしょう。

3 auエリアローミングが終了した後のつながりやすさが心配

3つ目のデメリットは、auエリアローミングが終了した後のつながりやすさが心配だという点です。

現在はパートナー回線が使えている状況ですが、楽天の基地局が順次拡大していくにあたって、パートナー回線の使用もできなくなる予定です。

引用元)楽天HP:https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/news/other/1010/

そうなると、楽天回線のみを使うこととなりますが、他の大手キャリアよりもつながりにくいという事態になるかもしれません。

今後は通信状況も改善されていくでしょうが、少し不安材料が残ります。

4 楽天モバイルを1年間使ってみた感想

私も楽天モバイルを使っているのですが、使い始めたのは2020年の5月です。

使い始めてから1年経ちましたのでその感想を話していきたいと思います!

1 始めるまでの準備

私は、SIM無しのiPhoneSE(第2世代)を新しく購入し、楽天モバイルのプランのみを契約することとしました。

元々ドコモの通信回線を使用していたので、契約の流れとしては、

  1. MNPの申し込み
  2. 楽天モバイルの申し込み
  3. 初期設定

を行っていきました。

1 MNPの申し込み

まずMNPの手続きを行います。

MNPとは、今使用している携帯電話番号を引き続き使用できるようにする手続きのことです。

電話番号を変えるのは面倒なので、まずこの手続きをしました。

申し込み方法はこちらがわかりやすいです!

2 楽天モバイルの申し込み

次に楽天モバイルの申し込みを行います。

私はプランだけを申し込みましたが、製品の購入と一緒にプランも申し込めます。

申し込みの流れは①→②に記載されている通りです!

インフラマン
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申し込み方法を見ながらやってみましょう!

基本的には、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」(2021年7月現在)の申し込みを選択し、

nanoSIM(SIMカード)」か「eSIM(QRコードで読み取るタイプ)」を選ぶ流れになります。

私はiPhoneSE(第2世代)を使っているので、デュアルSIM(SIMを2つ入れることができる)にすることができるのですが、今は「nanoSIM(SIMカード)」を挿しただけの状態になっています。

デュアルSIMってなんだろう…。

という方はこちらのHP(BIGLOBE HP)がわかりやすいです。

楽天モバイル以外の回線も申し込みたいという方は、例えば楽天モバイルをeSIMで申し込んで、nanoSIMを別のキャリアにするといったこともできたりしますよ。

3 初期設定

申し込みをすると一週間以内程度で、SIMカードが届きます。(私は申し込みから3日で届きました)

基本的にはこちらを見ながら行っていけば大丈夫だと思います!

2 電波状況について

私は楽天回線エリア外に住んでいるので、楽天回線のつながりやすさについては分かりませんが、パートナー回線は問題なく使えています。

ただ、楽天回線エリア内でも楽天回線につながりにくいという意見も目にするので、通信がつながりにくいことに耐えられないという方はあまりおすすめできないかもしれません。

私は家ではWi-Fiを使用していますし、外で携帯を使うことがあまりないので特に問題ありませんが、データ通信無制限という文言に惹かれて契約してしまうと、後悔してしまう恐れがあります。

これからの通信状況の改善に期待したいところです。

 

結論:快適に通信することが一番大事という方は、他のキャリアの検討・デュアルSIMの使用もアリ。

3 利用料について

私が楽天モバイルを契約した理由は、先に述べたメリットのほかに、利用料の安さがありました。

すでに終了してしまいましたが、契約した当時は利用料が1年間無料になるキャンペーンが行われていたので、2020年5月〜2021年5月までは、0円でデータ通信を利用することができました。

2021年6月に初めてデータ通信料の請求が来たので内訳を紹介すると、以下の通りです。

  • データ利用料(税込)1,078円
  • 通話料(税込)98円
  • 合計 1,176円
インフラマン
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月に1,000円ほどというのはなかなか安いのではないでしょうか!

データ利用料に関しては、1.8GB程度でしたので1GB〜3GBまでの料金になりました。

通話料に関しては、「Rakuten Link」アプリを使わずに通話してしまったことがあり、その分の利用料でした。

標準の電話アプリに着信が入っているとついそちらでかけ直してしまうことがあるので、注意したいですね。標準の電話アプリだと30秒で22円かかってしまいます。

とはいえ、1,000円ちょっとで携帯を利用できるのは安いと思います!

 

結論:利用料に関してはやはりお得だと感じる。

4 使ってみての感想まとめ

私は、楽天モバイルにして後悔はしていません。

ただ、都市圏に住われている方は通信環境に少し不満を持つ方もいるかもしれません。

私のように、あまり携帯を使わず、Wi-Fi環境メインで過ごしている方にはとてもおすすめできる携帯会社だと思いました。

興味を持った方はこちらから申し込みしてみましょう!

インフラマン
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1GBまでは0円なので(2022年1月現在)、とりあえず契約してみるのもありだと思います!

5 まとめ

今回は楽天モバイルを1年間利用した感想をお話ししました。

使った分だけ利用料を払えば良いというシステムはどんな人にも、お得なシステムだと思いますし、楽天回線エリアであればデータ無制限で使用できるというのも魅力的ですよね。

ただ現状では、楽天回線エリアでも通信状況があまり良くないという問題もあるため、使う人を選ぶのかなとも感じます。

楽天経済圏でお得に利用できるので、個人的にはそれだけでも楽天モバイルにする価値はあると思いますが、慎重に選んだ方がよいかもしれません。

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○楽天モバイルは料金や楽天経済圏の恩恵という面で優れている

○ただ通信面では不安も残るので、契約は慎重に行った方が良い

○楽天モバイルをおすすめできる人とできない人は以下の通り

おすすめできる人おすすめできない人
利用頻度・あまり携帯を使わない人・20GB、もしくはそれ以上使いたいという人
求めるもの・料金
・楽天ポイント
・通信の安定感

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